2017年03月22日

小さな、小さなお施主さま!

思いでに残るお引渡し式!


小さな、小さなお施主さま。約10ケ月のお付き合いでしたね
いつも、いつも笑顔で「社長、社長」と声をかけてくれました
しっかり者のお姉さんと、パパにそっくりの妹さん!


マンションの暮らしから、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らす
二世帯住宅のご計画でした

ご主人さまの家造りの一番のコンセプトは「家族が仲良く」でした
同居するご自身の両親と奥さま、そして二人の姉妹
それぞれの意見を取り入れながら、何度も打ち合せの時間を取りましたね

異なるライフスタイルに合わせた間取りや、高齢になる両親の健康
喘息とアトピーの子供たちの健康、そして奥さまの体調面も考慮した
家がようやく完成しました!


新居に引っ越して子供たちが庭で「土いじり」をして
泥んこになってる姿を見たときに、
「マンションではさせてあげられなかったなぁ」と、
しみじみと一戸建ての家に住んでいる実感と喜びを感じたそうです


お引渡しの日には、「社長、かっこいい家ありがとう」と
二人の姉妹からお手紙を頂戴しました
全力でH様ご家族の家造りに取り組めたこと
そして掛けがえのない時間を共有できたことを誇りに感じております


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私たちが家造りにおいて一番大切にしていることは、
「そこに住まう家族の健康」です!


子供たちと過ごすことの出来る限られた短い時間を大切に
「優家」の家でたくさんの思い出を造って下さい



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二人に一人の子供が何らかのアレルギー疾患を持っていると言われています

「住環境」を子育てをする上で一番の環境にしたい
子供たちが苦しまない、安全な家を造りたい!
私たちの願いは、お母さん、お父さんと同じです!
「花粉症」「アトピー」「ぜんそく」「シックハウス症候群」の方でも住める
「世界で一番自然に近い家」「無添加住宅」を、これからも造り続けていきます!


H様「おめでとうございます!」「ありがとうございました!」

「感 謝」


リブハウジング 福重 伊織


posted by 福重 伊織 at 11:27| 日記

2017年03月01日

日本の家の寿命

日本の家の寿命は、なぜ短いのでしょうか?


新築時から建て替えるまで(滅失住宅の平均築後年数)の
国際比較について、総務省のデータによると
アメリカ 66年・イギリス 80年・日本 32年・・・スゴイですね!


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この数字はあくまでも平均の年数なので、
もちろん日本の家も50年以上の寿命がある家も存在します
しかし、日本の家は他の先進国に比べて格段に短寿命です


これでは日本の家は、家電や自動車などの耐久消費財と同じように
買い換えを前提に建てられているようなものです!

家を手に入れる為には債務者の命を担保にし、
35年もの長期ローンを組んで手に入れるのが一般的です
しかし現在の日本の家は、ローンを完済する頃には寿命を迎えてしまい
とても資産価値のある財産とは言えません


「自分達は何年間その家に住むのだろうか?」
そう自分自身に問いかけてみて下さい!


家の予算を考える時にどこに限られた予算を配分していくのか?
私がいつもお話しすることは取り替えの出来ない所から
予算を配分して下さいとアドバイスします


多くの方々が家の価格ばかりを気にされますが
家は完成した次の日から劣化が始まります
劣化が進行していくと、やがて寿命を迎えてしまいます
出来るだけお金を掛けずに寿命を長くする為には
寿命の長い素材で家を造り、劣化を抑える為に掛かる
メンテナンスコストを抑えるしかありません


家の予算を考える時には、
「自分達は何年間その家に住むのだろうか?」を大前提にして下さい
そう考えることが出来れば、住宅ローンを払いながら数百万もの
メンテナンスコストを掛けなければ住めないような寿命の短い家にはならないはずです

将来必ずかかるメンテナンスコストを抑え
長寿命の家で、健康的な生活をおくって下さい!

あなた様の家造りが成功しますように!


リブハウジング 福重 伊織

posted by 福重 伊織 at 22:46| 日記

2017年01月28日

変動金利住宅ローン

年始から、バタバタと出張続きで疲れております!
1月は本当にあっという間に過ぎ去ってしまいますね!


今回は変動金利住宅ローンについて少し解説します
知らないと大変なことに! 変動金利住宅ローン「3つのルール」


<ルール1>
金利が変動しても、5年間は毎月返済額を増減させない「5年ルール」
5年毎にその時点の適用利率、残存期間、借入残高によって月々返済額を見直します


<ルール2>
適用金利は、原則毎年2回(多くは4月1日と10月1日)に
その時点の「短期プライムレート」を基準として見直されます
「5年ルール」で返済額が一定であっても、適用金利は変動するので注意が必要です!


<ルール3>
金利上昇に伴い毎月返済額が増える場合は、直前返済額の125%を上限とします
返済額が毎月8万円だった場合は、最大でも10万円までしか上がりません


一見、返済者思いのルールなのですが、本来、返済するべき125%を
超える部分について支払いが免除されるわけではありません

その超過した金額は繰り越され、支払い額のうち利息分が増えて
元本分が減るため、結果として返済期間が長引くことになってしまいます



「金利変動型」と言っても、基準金利である「短期プライムレート」が
変更される都度、適用金利と返済額が変更される訳ではありません

金利見直しのタイミングはあくまでも年2回、半年ごとで
毎月返済額は5年に一度しか変更させず、もし増額する場合でも
1.25倍までという上限がルール化されています



しかし、返済額が変わらない5年間の間に金利が上昇すると
毎月返済額の利息額が増加し元本自体が減らない状況になり
さらに金利が上昇すると毎月の利息額が返済額を超えてしまう
ようになってしまいます、これを「未払い利息」といいます


「未払利息」とは、返済しても返しきれない利息のことで
金融機関の立場から言えば「未収利息」となります


金利が急上昇しても、125%を上限とする返済額が適用されるため、
毎月返済額自体は変更されず、内訳としての利息額が大きくなるだけですが
金利上昇幅が大きい場合、利息相当額だけで毎月返済額を超えてしまうケースが発生します


この超過分が「未払利息」であり、次回の返済では
その月に返済すべき利息に先んじて優先的に支払う必要が生じるため
「未払利息」は毎月累積していくことになります


未払利息は金利が急上昇することによって発生する現象なので
金利が上がらなければ発生しません


しかし、現状は戦後最低の超低金利です!!
金利が大幅に下がる余地など最早ありません


目先の金利に一喜一憂することなく
最良の「住宅ローン」を選択してください!!


リブハウジング 福重 伊織


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posted by 福重 伊織 at 16:41| 日記

2016年12月21日

子育て世帯にうれしいニュース

師走です、今年も残すところわずかとなりました
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

「お施主様に喜んでいただくイベント」として始まった
リブハウジング年末恒例の「餅つき大会」も7年目を迎えました
毎年、お施主様の子供たちの「成長と笑顔」を見ることが出来る
私たちも一番楽しみにしている大切なイベントです
毎年、新しいご家族の参加も増えてうれしい限りです!
今年も大勢の参加申し込みをいただき、ありがとうございます!


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さて来年度に向けて「子育て世帯にはうれしいニュース」が入ってきました
政府は来年度予算案で若い子育て世帯を対象に
住宅ローン「フラット35」の金利を0.25%引き下げる
金利優遇措置を導入する方針を固めました。


「フラット35」は住宅金融支援機構が民間の金融機関を通じて
取り扱う住宅ローンで、最長35年間金利が固定されます
金利は月初めに発表され、借りた月の金利が35年間適用されます


つまりいつ借りるかが重要なポイントです


政府は少子化対策の一環として、若い子育て世帯が
住宅ローンを借りやすくし、住宅の取得を後押ししようと
新たな優遇措置を導入する方針を固めました


対象は、若い子育て世帯が親との同居、
または親元の近くで暮らすため住宅を取得する場合や
中古住宅を購入する場合で、「フラット35」の金利を
当初の5年間、基準金利より0.25%優遇するというものです


仮に、3,000万円を12月の基準金利1.10%で
35年返済で借りた場合のシミュレーションしてみますと
トータルで約38万円の優遇となります


金利の引き下げ分については国が補填しますので
来年度の予算案で、金利の引き下げに必要な費用を
予算案に盛り込むこととなり、この優遇措置の適用は
次年度の4月からという事になりますね


今は長期金利が緩やかな上昇局面ですが、4月以降は
この優遇で金利の上昇による負担を相殺出来るという事でしょう


フラット35の優遇措置は、
ある一定の要件(省エネルギー性、耐震性等)を満たせば
フラット35の借入金利を一定期間(5年間又は10年間)
基準金利から0.3%優遇するというこれまでの制度


「フラット35S」がありました


この制度と、今回の「子育て世帯対象」優遇制度を使うと
35年の住宅ローンで
1年目〜5年目までを、0.55%の優遇となり
5年目〜10年目までを、0.3%の優遇となります


トータルで約122万円の優遇を受ける事となります


いつも勉強会等でお話しする事ですが、
お金を借りて家を造る方々にとっての


家造りのタイミングは・・・?


お金を借りるタイミングが最重要ポイントです
いくら借りるのではなく、いくら返せばいいのか?
このポイントを間違うと住宅ローン難民となり
「心の健康」を損なってしまいます


戦後最低の超低金利は、もうしばらく続きそうですね
新しい政策と超低金利を35年間つかみ取ってください
来年度もお金を借りて家を造る方々にとっては
最良のタイミングとなりそうですね


くれぐれも、建て時と借入先を間違わないでくださいね!
良いお年をお迎え下さい!!


リブハウジング 福重伊織



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posted by 福重 伊織 at 21:31| 日記

2016年11月21日

COP21パリ協定発効(出遅れた日本!)

みなさん、こんにちは福重です

暑い、暑いと言っていたらもうそこまで冬がきていますね
最近は、秋の季節の短さを実感しております!


国連の第21回気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)は
2015年12月12日、温暖化抑止を目指す新たな枠組みである
「パリ協定」を採択し、2016年11月4日に発効されました


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「パリ協定」が
日本の住宅業界にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか?


COP21で採択したパリ協定以降、日本においても、
これまでのように化石資源を燃やしエネルギーをつくる
社会からの転換は急務となってくるのでしょうね


電力も二酸化炭素を排出しないエネルギー源に転換し、
当然、住宅にも「真」の省エネへの転換が求められることでしょう!


1997年に京都で開催された第3回締約国会議(COP3、京都会議)
京都議定書以降、すべての国が合意できる対策案について協議を重ね

そして、パリ協定で「2℃未満目標」
そのための「実質排出ゼロ」に合意し
その達成のための「5年更新計画」が定められました


日本の住宅業界ではここ数年、2030年までの低炭素社会への
ロードマップについて議論されてきましたが
今後は2050年以降の未来に向けてのゼロ炭素社会を考える
時代へと入ってきたのではないでしょうか??


これからの住宅が目指すべき目標は明確で、
中途半端な省エネではなく「真」の省エネ住宅が必要となるはずです!


東日本大震災に伴う原子力発電所の事故後、2030年の電気料金の
予想は最大で今の2倍程度の予想となっています

カーボンプライシング(炭素価格付け)、二酸化炭素などの
温暖化ガスの排出量に応じた対価を支払う社会制度の本格導入と
再生可能エネルギー賦課金の上昇によって、予想通りの2倍に
なる可能性は高いのかもしれません


実際に、ドイツでは直近の十数年で家庭向け電気料金は約2倍になっています!



今後の新築住宅においては、万一電気料金が2倍になっても
家計への負担を極力抑えられるような「真」の省エネ住宅が必要となってくるでしょう


現在、国土交通省の住宅の省エネ施策は、中小工務店や大工が
すぐには対応できないという理由で、2020年度を目途に
中途半端な省エネ基準義務化で誤魔化されています

また今流行の、高価な設備機器たよりの電化製品住宅
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)が求める断熱性能も
現行の省エネ基準と同等程度に過ぎません


いかにも中途半端な断熱性能で、寿命の短い高価な設備機器
たよりの住宅(ZEH)に補助金を付けるのであれば
断熱性能を上げる為に要する費用に補助金を付けた方が
住宅の省エネ化は前進するのではないだろうか?と疑問に思います!


そして何より、住宅の省エネ化が
そこに住まう家族の健康をもたらし
快適な住環境を約束してくれます


光熱費だけではなく、医療費や介護費の削減にもつながり
住宅の省エネ化は社会的にも大きな役割を担っているのです!


「パリ協定」が
日本の「真」の省エネ住宅を考える機会となることを切望しています!



リブハウジング 福重 伊織



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*2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会「HEAT20」の基準では
宮崎県は断熱性能(UA値0.46)以下と定められている。(「真」の省エネ基準として推奨)

posted by 福重 伊織 at 19:26| 日記

2016年10月22日

2016年慰安旅行

みなさん、こんにちは福重です


熊本地震からようやく半年が経過しようとするなか
21日に鳥取で地震が発生しました

最大震度6弱を観測した鳥取地震ですがまだ余談をゆるしません
被災地の方々は眠れない夜が続くと思われますがくれぐれもご注意ください
日本ではどこで地震が発生してもおかしくないとまで言われています
そんな中、防災グッズや非常食の備蓄などの備えも
日頃から心掛けるべき重要なこととなってきていますね




9月6日、7日の二日間でリブハウジング業者会と
リブハウジングのスタッフで慰安旅行に行ってまいりました

今年のコースは岐阜県、白川郷、飛騨高山と稲葉山城の散策です


特に今回は前々から一度行ってみたかった白川郷へ
私の念願がかない良い経験となりました
世界遺産にも登録された茅葺の合掌造りと
しっくい壁のコントラストには魅了されました


駐車場から吊り橋を渡ると合掌造りの家屋が建ち並ぶ
「荻町」という地区に出ます
家自体が重要文化財になっている「和田家」もこの地区にあります


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この地域では築100年〜300年の合掌造りの家屋が100棟以上残っていて
そのうちの約半分には現在でも人が住んでいるそうで
普通に生活している人がチラホラいらっしゃいました


合掌造りとは、茅葺(かやぶき)の急勾配な切妻屋根が大きな特徴ですが
屋根の形が合掌した手の形に似ているところから、
合掌造りと言われるようになったと伝わっています

屋根の茅は、40年〜50年に1度葺き替えられ
釘などを使わず木を縄や天然素材等で葺きあげていきます


以前、フランスのカンパンで見た茅葺屋根とは少し工法が違い
屋根の厚みも白川郷にある茅葺屋根の方が、厚みがありますね


1階の囲炉裏の煙が屋根裏に上がるようになっており
この煙のススで殺菌効果が生まれ、さらに乾燥させてくれます
梁や屋根の茅を乾燥させ屋根裏を腐らないようにしているのですね


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雨仕舞いのために急勾配の屋根にする必要もあり、また、豪雪地帯の
積雪時の屋根荷重を支えるのにも都合がよく合掌造りが有効に働いています


どの屋根も同じ方向を向いているのは、風の抜ける谷合にあるため
風通しと日当たりを考慮しているのでしょうね。先人の知恵ですね


そしてもう一つ見ておきたかったのが、しっくいの壁です
白しっくいと黒しっくいに塗り分けられている風合いも
茅葺屋根との相性が良く美しかったです


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現代の日本の住宅とは掛け離れた白川郷の家々でしたが
天然素材が持つ魅力や寿命の長さに改めて感銘を受けました

今回は日本の文化に触れてきましたが、
フランスで見た築100年〜300年の家と
日本の築100年〜300年の伝統家屋


共通しているのは本物の素材で家を造ること


そして、100年経っても200年経っても、色あせず美しく
そこに建ち続けることが出来るということ


私たち家造りに携わる物が、それを後世に受け継いでいくことも
大切な使命ではないかと、多くの学びの旅となりました


リブハウジング 福重 伊織
posted by 福重 伊織 at 17:08| 日記

2016年09月22日

マイナス金利維持

台風16号、久しぶりに直撃でした
宮崎県内ではたくさんの被害が出ているようですね

リブハウジングでも、お施主様の被害があちらこちらで出ております
会社の倉庫のシャッターもやられてしまいました!!
被害状況の把握に今もスタッフが飛び回っています
早急に対処しますので、しばらくお持ち下さい


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さて、日銀が21日に金融政策決定会合を開きました
気になるマイナス金利ですが、0.1%の水準で維持されました

マイナス金利のさらなる引き下げや、規模の拡大への政策は取らず
「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入を決めました

なんとも長い名称ですね


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2013年4月に始まった量的・質的緩和の導入から3年半
何をやっても2%の物価安定の目標値には遠く及ばす
達成できなかったことで迷走しているようですね


年80兆円のペースで国債の大量購入によって市中にお金を供給し
金利を低下させてきましたが、デフレにより経済の先行きに
不安を抱く企業や家計がお金を借りたがりません。


しかし、
住宅ローン金利は戦後最大の低金利であることには間違いありません
今回の会合でも、「もしかしたらマイナス金利の幅が拡大するかも?」
という予測もありましたが、

もし、マイナス金利が拡大されれば住宅ローンの金利が
さらに下がるのでは?と期待していた方もいるのではありませんか?


いずれにしても、今、お金を借りられる信用がある方
住宅ローンを組んで家造りにチャレンジ出来る方々は
戦後最大の低金利の恩恵を受けることになります


今なら、3,000万借りて、3,484万円の返済で済みます
1%金利が上昇すると4,186万円の返済になります


これから家づくりをお考えの方にとっては、先行きが不透明で
大きな借金はしたくないと思われるかも知れませんが、
そんな経済状態だからこその低金利なのですから

考え方一つかも知れませんね!

勇気を持ってこのチャンスを掴んで下さい
応援しています!!!


リブハウジング 福重 伊織


posted by 福重 伊織 at 16:24| 日記

2016年08月29日

素晴らしい知恵と伝統

みなさん、こんにちは福重です

台風10号の進路がめちゃくちゃですね!
関東・東北地方の方はこれからの台風の動きが心配ですが
宮崎ではまだまだ残暑が厳しい時期が続きそうです


最近、あらためて先人の知恵に感謝しております
人が誕生する以前から菌は存在し、菌と共生することによって
我々も生きてきました

現在の人間の手の平にも一平方センチメートルあたり、
1000匹から5000匹もの菌が存在しています
たくさんの菌がいるにも関わらず、自分の手を舐めても病気にはなりません
菌と共に人間は生活をしてきた長い歴史があります


しかし、世間一般的には菌は悪者のイメージで現在では
抗菌グッズや抗菌スプレー等の抗菌ブームになっています
母乳を与えるときは乳房を抗菌ティッシュで拭きとります
子供の手を抗菌ティッシュで拭きとり、抗菌の皿とスプーンで食事をとらせます


人間にとって良い菌もあれば、悪い菌もありますが、
身体から全ての菌を無くすことは出来ませんし
菌を無くしてしまえばあっという間に病気になってしまいます

それは味方となる菌が我々の体の中で戦ってくれているとも言われ
抗生物質などを多用している人は
O−157などの感染症に係りやすいとも言われています


人類は冬を乗り越えるために発酵食品というものを発明しました
その中で菌との共生にかかわる大発見がありました
それが「漆喰」です。漆喰の空間で菌が発生し、その空間では
食べ物が腐敗しないことに気付いたのです
これが発酵文化のはじまりとなり、世界の温帯地域の家でも
漆喰をもちいるようになりました


日本でも味噌・醤油蔵・酒蔵などは漆喰を塗り発酵食品を作ってきました
菌という存在が知られなかった時代から、世界中で菌との共生を
伝統的に行っていたとは素晴らしいことですね


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また漆喰は燃えない性質を持ち調湿効果もあることから
教会、城、ピラミッドなどにも広く使われてきました

漆喰の結晶が夏の強い陽射しを反射させることで快適な室内環境をつくります
年月が経つほどに耐久性を増し100年、200年と時を重ね深みを増していきます

家の内装に漆喰を塗る事で、カビの繁殖を抑え、有害物質を吸着・分解し
室内空気を浄化してくれる作用も期待でき様々なメリットがあります


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その素晴らしい知恵と伝統が失われ、今やビニールクロスと
サイディングにとって変わられ、10年で外壁の塗り替えが必要となり
室内はすぐにカビが生えるので、黒カビから喘息になったり、アレルギーになったり
昔では無かった病気が数多く発生するようになってしまいました


日本の住宅の寿命は平均30年、資産保護の観点からも
もうそろそろ一人一人が真剣に考える時代になってきているのでは??


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戦後日本人の住宅投資は500兆円がアワと消えたと言われています
アメリカでは投資金額に対する残存価値は投資金額並であるのに対して
日本では投資金額に対する残存価値は半分以下!

欧米先進国の常識では、家に投資してそれが
減価するということは常識的ではありません
ゴーストタウンと化している投資目的の中国ですら
まだ本格的な価値下落は始まっていません


現状のこういう住宅市場の異常さは、大きな日本国民の国富損失です
安価な工業化製品に囲まれる現在の生活では、素晴らしい伝統が失われ
昔は無かった病気が蔓延し健康を失い、さらに住宅の資産価値をも失われます


そろそろ日本の住宅も先進国に並ぶ資産価値の高い住宅を
造ることに真剣に取り組んでいく事が必要では無いでしょうか?


長持ちする、住まう人に「優しい家」を造ることが造り手の責任であり
一人でも多くの方へ「優しい家」を届けていくことが私たち
リブハウジングの使命でもあります!!

これからも、そんな住宅会社を目指して
精進していきたいと微力ながら考えております



リブハウジング 福重 伊織

posted by 福重 伊織 at 21:44| 日記

2016年07月06日

暖かい家

みなさん、こんにちは福重です

今年も半分が過ぎ去り、7月になりました
梅雨が明け夏本番ですね! 気温も連日30度を超えています
宮崎の、長い、長い、夏が始まります!


さて、興味深い記事がありましたので紹介します
日経ホームビルダーに掲載されていたものです


日本には既存住宅が約6000万戸あると言われている
その中で、暖かいといえる基準の住宅は全国で5%にしか満たない
鉄筋コンクリートのマンションは暖かいと、誤解されている方が多いが
マンションが暖かいことが多い最大の理由は、上下左右が部屋に
囲まれていることが多いからです


木造住宅に比べると、特別な工事をしなくても気密性能が
高くなりますが、最上階や角部屋に住んでいる人は決して
それほど暖かいわけではなく、複層ガラスの普及率も木造住宅に
比較するとかなり低い採用率になっています(2013年で約6.5%)


「ここからが興味深い」

その結果、暖かい暮らしを経験したことがある比率は、
全国の既存住宅約6000万戸の内、なんと10人に1人だと
いうデータが紹介されていました

そして、極めつけが暖かい暮らしを経験として持っている
設計者は30人に1人しかいないということでした!!
経験が無い設計者が、良い提案は出来ないでしょうね!


これでは、いつまで経っても
「暖かい家」なんて普及することは難しいですね!



6月26日に、宮崎県でも20回目となる
「後悔しないための賢い家づくり勉強会」を開催いたしました
毎回キャンセル待ちが出る人気の勉強会なのですが、
せっかく勉強会に参加されても「暖かい家」を選択されない方が
圧倒的に多いのにも、なぜか納得させられました!


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経験が無いとは「恐ろしいものです」
悲しい限りですが、これが現実のようです!
私自身の力不足を痛烈に感じさせられますね!


そして、
暖かい家を「求める」傾向が強い人は、
「一度は鉄筋コンクリート造の中部屋に住んだ事がある人」
(最上階や角部屋はNGです)
「北海道に住んだ事がある人」、「欧米に住んだ事がある人」

という事だそうです!


そして、これが厄介なのですが、
暖かい家に住むのを「阻害する」傾向が強い人が
「生涯無断熱住宅にしか住んだ経験が無い親や身内」
ということのようですね!

これには私も「納得」同感です!!


「暖かい家」を造ることを反対する人は、
あろうことか「暖かい家」に住んだ経験の無い身内だったのですね
せっかく「失敗しないために」「後悔しないために」と勉強会に
参加して頑張っているのに・・・  


「経験が無い」とは恐ろしいことですね!


それでも、省エネで快適な「暖かい家」は必ずあります!
これからも、精一杯伝えていきますので信用して下さい!


そして、経験の無い抵抗勢力に負けずに
「暖かい家」を造ってくださいね! 応援しています!


リブハウジング 福重 伊織




posted by 福重 伊織 at 21:07| 日記

2016年05月15日

住宅の耐震性を考える

みなさん、こんにちは福重です


今回も熊本地震についてです

熊本地震では、4月14日夜に続き、16日未明にも震度7を観測しました
14日の地震には耐えたが、16日の地震で倒壊した建物もあります
「2回の震度7」の地震に建物が耐えるためには、
現行の耐震基準より5割増の強度が必要になることが、
京都大工学研究科の解析で分かりました


現行の基準では、1回の震度6強〜7の地震に耐えることし
か想定しておらず、立て続けに震度7級の大きな揺れに
襲われると倒壊・崩壊の危険性があるのです

14日の地震には耐えたが、16日の地震で倒壊した建物もあり
複数回の地震に対しての建築物の対応がこれからの新たな課題となります


地震時における建物の揺れや必要な強度を算出した結果
2回の震度7を耐えるのに必要な強度は、1回目の地震による
ダメージで一定の変形が残るために、揺れに対する抵抗力が低下し
その上で、震度7にもう一度耐えるためには
1回耐える場合の、約1.5倍の強度が必要になるようです


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現行の住宅の耐震を表す等級は、
等級1、等級2、等級3 の三段階


今回の京都大工学研究科の解析結果によると
耐震基準の1.5倍が必要な強度となり、これは
耐震基準、等級1の1.5倍の強度、等級3となります
熊本地震のような震度7の地震に耐えうる為には
最低でも等級3が必要となることが解ってきました


長期優良住宅の耐震基準が等級2であることからも解るように
日本の住宅で耐震等級3を満たす住宅は
全国的にどの程度建てられているのであろうか?


木造住宅で構造計算を基に等級3を満たす住宅となれば、
ほんの数%程度ではないだろうか?


今も自宅に帰ることもできない被災者が大勢いる、
ひと月が過ぎてもなお余震が続いている
ひと月前の日常を取り戻すことも出来ていない

住宅の修復にかかる時間や、その費用負担を考えると
そのストレスたるや計り知れない


隣県で起きた大地震で、ユーザーの関心が少しでも
住宅の耐震化に傾いてほしい!


そして、この災害を忘れないで、どうか、強い家を建ててほしい!


リブハウジング 福重 伊織


posted by 福重 伊織 at 15:15| 日記