2016年05月15日

住宅の耐震性を考える

みなさん、こんにちは福重です


今回も熊本地震についてです

熊本地震では、4月14日夜に続き、16日未明にも震度7を観測しました
14日の地震には耐えたが、16日の地震で倒壊した建物もあります
「2回の震度7」の地震に建物が耐えるためには、
現行の耐震基準より5割増の強度が必要になることが、
京都大工学研究科の解析で分かりました


現行の基準では、1回の震度6強〜7の地震に耐えることし
か想定しておらず、立て続けに震度7級の大きな揺れに
襲われると倒壊・崩壊の危険性があるのです

14日の地震には耐えたが、16日の地震で倒壊した建物もあり
複数回の地震に対しての建築物の対応がこれからの新たな課題となります


地震時における建物の揺れや必要な強度を算出した結果
2回の震度7を耐えるのに必要な強度は、1回目の地震による
ダメージで一定の変形が残るために、揺れに対する抵抗力が低下し
その上で、震度7にもう一度耐えるためには
1回耐える場合の、約1.5倍の強度が必要になるようです


20160511092431taisin.jpg



現行の住宅の耐震を表す等級は、
等級1、等級2、等級3 の三段階


今回の京都大工学研究科の解析結果によると
耐震基準の1.5倍が必要な強度となり、これは
耐震基準、等級1の1.5倍の強度、等級3となります
熊本地震のような震度7の地震に耐えうる為には
最低でも等級3が必要となることが解ってきました


長期優良住宅の耐震基準が等級2であることからも解るように
日本の住宅で耐震等級3を満たす住宅は
全国的にどの程度建てられているのであろうか?


木造住宅で構造計算を基に等級3を満たす住宅となれば、
ほんの数%程度ではないだろうか?


今も自宅に帰ることもできない被災者が大勢いる、
ひと月が過ぎてもなお余震が続いている
ひと月前の日常を取り戻すことも出来ていない

住宅の修復にかかる時間や、その費用負担を考えると
そのストレスたるや計り知れない


隣県で起きた大地震で、ユーザーの関心が少しでも
住宅の耐震化に傾いてほしい!


そして、この災害を忘れないで、どうか、強い家を建ててほしい!


リブハウジング 福重 伊織


posted by 福重 伊織 at 15:15| 日記