2016年08月29日

素晴らしい知恵と伝統

みなさん、こんにちは福重です

台風10号の進路がめちゃくちゃですね!
関東・東北地方の方はこれからの台風の動きが心配ですが
宮崎ではまだまだ残暑が厳しい時期が続きそうです


最近、あらためて先人の知恵に感謝しております
人が誕生する以前から菌は存在し、菌と共生することによって
我々も生きてきました

現在の人間の手の平にも一平方センチメートルあたり、
1000匹から5000匹もの菌が存在しています
たくさんの菌がいるにも関わらず、自分の手を舐めても病気にはなりません
菌と共に人間は生活をしてきた長い歴史があります


しかし、世間一般的には菌は悪者のイメージで現在では
抗菌グッズや抗菌スプレー等の抗菌ブームになっています
母乳を与えるときは乳房を抗菌ティッシュで拭きとります
子供の手を抗菌ティッシュで拭きとり、抗菌の皿とスプーンで食事をとらせます


人間にとって良い菌もあれば、悪い菌もありますが、
身体から全ての菌を無くすことは出来ませんし
菌を無くしてしまえばあっという間に病気になってしまいます

それは味方となる菌が我々の体の中で戦ってくれているとも言われ
抗生物質などを多用している人は
O−157などの感染症に係りやすいとも言われています


人類は冬を乗り越えるために発酵食品というものを発明しました
その中で菌との共生にかかわる大発見がありました
それが「漆喰」です。漆喰の空間で菌が発生し、その空間では
食べ物が腐敗しないことに気付いたのです
これが発酵文化のはじまりとなり、世界の温帯地域の家でも
漆喰をもちいるようになりました


日本でも味噌・醤油蔵・酒蔵などは漆喰を塗り発酵食品を作ってきました
菌という存在が知られなかった時代から、世界中で菌との共生を
伝統的に行っていたとは素晴らしいことですね


コンク (121).JPG


また漆喰は燃えない性質を持ち調湿効果もあることから
教会、城、ピラミッドなどにも広く使われてきました

漆喰の結晶が夏の強い陽射しを反射させることで快適な室内環境をつくります
年月が経つほどに耐久性を増し100年、200年と時を重ね深みを増していきます

家の内装に漆喰を塗る事で、カビの繁殖を抑え、有害物質を吸着・分解し
室内空気を浄化してくれる作用も期待でき様々なメリットがあります


06.jpg


その素晴らしい知恵と伝統が失われ、今やビニールクロスと
サイディングにとって変わられ、10年で外壁の塗り替えが必要となり
室内はすぐにカビが生えるので、黒カビから喘息になったり、アレルギーになったり
昔では無かった病気が数多く発生するようになってしまいました


日本の住宅の寿命は平均30年、資産保護の観点からも
もうそろそろ一人一人が真剣に考える時代になってきているのでは??


カンパン (168).JPG



戦後日本人の住宅投資は500兆円がアワと消えたと言われています
アメリカでは投資金額に対する残存価値は投資金額並であるのに対して
日本では投資金額に対する残存価値は半分以下!

欧米先進国の常識では、家に投資してそれが
減価するということは常識的ではありません
ゴーストタウンと化している投資目的の中国ですら
まだ本格的な価値下落は始まっていません


現状のこういう住宅市場の異常さは、大きな日本国民の国富損失です
安価な工業化製品に囲まれる現在の生活では、素晴らしい伝統が失われ
昔は無かった病気が蔓延し健康を失い、さらに住宅の資産価値をも失われます


そろそろ日本の住宅も先進国に並ぶ資産価値の高い住宅を
造ることに真剣に取り組んでいく事が必要では無いでしょうか?


長持ちする、住まう人に「優しい家」を造ることが造り手の責任であり
一人でも多くの方へ「優しい家」を届けていくことが私たち
リブハウジングの使命でもあります!!

これからも、そんな住宅会社を目指して
精進していきたいと微力ながら考えております



リブハウジング 福重 伊織

posted by 福重 伊織 at 21:44| 日記