2016年10月22日

2016年慰安旅行

みなさん、こんにちは福重です


熊本地震からようやく半年が経過しようとするなか
21日に鳥取で地震が発生しました

最大震度6弱を観測した鳥取地震ですがまだ余談をゆるしません
被災地の方々は眠れない夜が続くと思われますがくれぐれもご注意ください
日本ではどこで地震が発生してもおかしくないとまで言われています
そんな中、防災グッズや非常食の備蓄などの備えも
日頃から心掛けるべき重要なこととなってきていますね




9月6日、7日の二日間でリブハウジング業者会と
リブハウジングのスタッフで慰安旅行に行ってまいりました

今年のコースは岐阜県、白川郷、飛騨高山と稲葉山城の散策です


特に今回は前々から一度行ってみたかった白川郷へ
私の念願がかない良い経験となりました
世界遺産にも登録された茅葺の合掌造りと
しっくい壁のコントラストには魅了されました


駐車場から吊り橋を渡ると合掌造りの家屋が建ち並ぶ
「荻町」という地区に出ます
家自体が重要文化財になっている「和田家」もこの地区にあります


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この地域では築100年〜300年の合掌造りの家屋が100棟以上残っていて
そのうちの約半分には現在でも人が住んでいるそうで
普通に生活している人がチラホラいらっしゃいました


合掌造りとは、茅葺(かやぶき)の急勾配な切妻屋根が大きな特徴ですが
屋根の形が合掌した手の形に似ているところから、
合掌造りと言われるようになったと伝わっています

屋根の茅は、40年〜50年に1度葺き替えられ
釘などを使わず木を縄や天然素材等で葺きあげていきます


以前、フランスのカンパンで見た茅葺屋根とは少し工法が違い
屋根の厚みも白川郷にある茅葺屋根の方が、厚みがありますね


1階の囲炉裏の煙が屋根裏に上がるようになっており
この煙のススで殺菌効果が生まれ、さらに乾燥させてくれます
梁や屋根の茅を乾燥させ屋根裏を腐らないようにしているのですね


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雨仕舞いのために急勾配の屋根にする必要もあり、また、豪雪地帯の
積雪時の屋根荷重を支えるのにも都合がよく合掌造りが有効に働いています


どの屋根も同じ方向を向いているのは、風の抜ける谷合にあるため
風通しと日当たりを考慮しているのでしょうね。先人の知恵ですね


そしてもう一つ見ておきたかったのが、しっくいの壁です
白しっくいと黒しっくいに塗り分けられている風合いも
茅葺屋根との相性が良く美しかったです


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現代の日本の住宅とは掛け離れた白川郷の家々でしたが
天然素材が持つ魅力や寿命の長さに改めて感銘を受けました

今回は日本の文化に触れてきましたが、
フランスで見た築100年〜300年の家と
日本の築100年〜300年の伝統家屋


共通しているのは本物の素材で家を造ること


そして、100年経っても200年経っても、色あせず美しく
そこに建ち続けることが出来るということ


私たち家造りに携わる物が、それを後世に受け継いでいくことも
大切な使命ではないかと、多くの学びの旅となりました


リブハウジング 福重 伊織
posted by 福重 伊織 at 17:08| 日記